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スキンシップの魔法!抱っこで育脳

子どもは抱っこされるのが大好き。
しかし、「抱き癖がつくから」と抱っこをしない方や、スマホの画面に夢中になり抱っこをしない方はいませんか?
実は抱っこなどのスキンシップは、子どもの脳を育ててくれるため、育脳におすすめです。

抱っこなどのスキンシップが脳に良い理由

私たちには五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)がありますが、どれが一番早く発達するのか知っていますか?
答えは触覚です。
皮膚から伝わってくる触覚が、脳を活性化してくれるのです。
特に抱っこは、皮膚の温かさを通じて安心感を覚えます。何度も抱っこを繰り返すことで、人との触れ合いを心地よいものだと感じるようになっていくのです。
その結果、情緒が安定し、社交性は高く、攻撃性は少ない。周りの人を信頼することができるため、友好な人間関係を築いていけます。
逆に抱っこが少ない子どもは、自尊心が低い子が多く、情緒不安定になり、キレやすい子が多いです。親になった時、子どもとのスキンシップが苦手になっている人もいます。

スキンシップでオキシトシンを分泌

オキシトシンというホルモンを聞いたことはありませんか?
「幸せホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれ、分泌されると心拍数が落ち着き、ストレスホルモンが減少。血液循環が良くなり、消化吸収を促進。そして、記憶力や集中力がアップ。
スキンシップをすると、このオキシトシンが分泌されるのです。
抱っこ以外にも、くすぐり遊びやハイタッチ、握手、頭をなでるなどでも効果があります。しかし、男の子はオキシトシンが出づらいため、意識してたくさんスキンシップを取っていきましょう。

スキンシップはいつまで取ればいい?

スキンシップは、何歳まで取ればOKと言うものではありません。大人になっても取り続けるのが好ましいです。
思春期になると抱っこやハグは難しくなりますが、肩たたきをしたり背中を叩いたり、ささいなスキンシップを意識して行ってください。
オキシトシンが一番分泌されるのは1歳前後まで。この頃までにオキシトシンをたくさん出すと、脳からオキシトシンを出やすくなります。「抱き癖がつくから」と抱っこを避けるのではなく、積極的に抱っこして密に子どもと触れ合いましょう。
もちろん、これ以降のスキンシップも効果があるため、1歳を過ぎている子どもをもつ親御さんもどんどん子どもを抱きしめて、たくさんスキンシップを取ってください。

育脳に欠かせない!スキンシップの効果

・情緒が安定する
・自立がスムーズ
・社交性が高い(他者を信頼できる)
・記憶力・集中力の発達を促進する
・心拍数が安定し、血液循環がよくなる
・免疫力が高まる
・ストレスホルモンが減少する
・不安・恐怖感が減少する