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幼児教育関連ニュース

人気絵本作家、たかどのほうこさんの作品と魅力

たかどのほうこさんは、中学生のころから児童文学が好きで、将来はそれらに関わる仕事がしたいと思っていたそうです。
大人の文学とはちょっと違う独特の輝きを感じるし、それが好きだったのだとか。
ここではたかどのほうこさんとその作品について紹介しましょう。
園で、または家庭で、お子さんに読んであげてくださいね。

絵本作家になったきっかけ

もともと教員として子供たちと関わっていました。
子供達と接する中で、たかどのさんは、子供たちに心を開かせ、みんなの世界をより豊かに表現する絵本の世界に魅力を感じていたそうです。
幼い子供に話しかける時は、みんなやさしい口調になります。この自然な反応は、案外重要で、誰でも意識せずに子どもの目線に合わせようとしますよね。
本人ご自身は退屈な幼稚園児時代を過ごしたそうです。
ある日の休み時間に数人で抜け出して原っぱで遊んだことがとても楽しく、嬉しかったそうで、そんな幸福な時間を絵本にできたら、などと思っていたそうです。

人気作品“へんてこもりへいこうよ”

「へんてこもりへいこうよ」は、たかどのほうこさんの代表作の一つ。
この物語は、自分を変えることを恐れず、自分らしさを受け入れることの大切さを伝えています。
主人公のモリヘイは、自分が他の動物たちと違うことに悩んでいます。しかし、その違いこそが彼の魅力であり、物語は彼が自分を受け入れることで周囲と調和し、新たな友情を見つけるまでを描いています。
子供たちに自分らしさを大切にすることや他者を尊重することの重要性を教えてくれる作品です。

たかどのほうこさんの作品の魅力

たかどのさんの作品の魅力は、子供たちが抱える心の葛藤や成長に寄り添ったストーリーにあります。
分かりやすくて親しみやすい文章と、温かい絵が特徴で、子供たちだけでなく、大人の心もほっこりさせてくれるでしょう。
また、深いメッセージをシンプルな言葉で伝えることに長けており、読者に共感や理解を与えてくれます。
人間関係や自己受容、友情などのテーマを通じて、子供たちに大切なことを教えてくれます。
たかどのさんの作品は、子供達が自分自身や周囲の人々と向き合い、成長する上での誰でも感じることを丁寧に描いています
その作品たちはみんな愛情と理解を持って子供たちに向けられ、子供達の心を豊かに育てるサポートをしてくれるでしょう。

あえて「気付かせたい」という思いでは書いていない

たかどのさんは、子供達に「大切な何かを気付かせたい」とか「これだけは伝えておきたい」という気持ちで作品を作ってはいないそうです。
楽しい内容で、詩情のようなものがある世界を本の中に創り出したい、そんな気持ちで作っているそうです。

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