育脳お役立ち情報
指先は第三の脳。育脳に効果的な指先遊び
育脳とは、幼少期から脳に刺激を与えるような体験や経験をたくさんさせることによって物事を考えて行動することや自発的に考えること、そして周りのことを機にかけたり配慮したりすることのできる賢い子どもを育てるための育児法を指します。
では、どういったことをすれば育脳に効果的なのか、今回は育脳に最も効果があるといわれている子どもの指先遊びについてご紹介いたします。
指先は第三の脳
人間の脳には大きく分けて2つに分類することができます。「右脳型」「左脳型」というような言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。
脳の右側は運動など直接体を動かす指令を出す働きを担う「運動野」、脳の左側は感じたり、考えたりといった思考する指令を出す「感覚野」と言われています。
そして、手のひらや指先への指令が脳を占める割合はとても大きく、感覚野では全体の1/4、運動野では1/3を占めているのです。
このことからも、指先をたくさん使うことは脳を活性化させ、手先の器用さをはぐくむ「巧緻性」を高めることは育脳においてもとても重要なことなのです。
手先の器用な子どもは思考力に長けているといった理由はここにあります。
指先遊びで脳を鍛える
指先遊びとは、指先を主に使って考えたり、想像したり、何かを作ったりする遊びの総称です。
昔からある指先遊びのとしてスタンダードなものは「折り紙」や「あやとり」です。
なれれば一人で遊ぶこともできますが、保育士や保護者と一緒に思考しながら様々なレベルに挑戦していくことができますよね。
また、細かいビーズをひもに通して作るアクセサリーつくりや、レゴブロックのような小さなブロックのおもちゃも、見本や設計図を見ながら同じように組み立てたり、自分が思うように好きなデザインを作り上げたり、さまざまに遊ぶことが可能です。
小さなうちから色々なものに触れさせて、指先をたくさん使う指先遊びを行うことで脳を鍛えていきましょう。