育脳お役立ち情報
乳幼児期の睡眠教育を成功させるポイント
睡眠教育は生活リズムを整えることにつながってきます。
生活リズムを整え、しっかりと良質の睡眠時間を確保できたら気力体力ともにしっかりとしたお子さんが育つでしょう。
生活リズムを整えるには家族みんなの協力が必要になります。
こちらでは睡眠教育を成功させるポイントについてご紹介します。家族みんなで意識して睡眠を良質なものにしましょう。
早寝早起きの習慣をつける
朝は7時頃におきて、夜は21時には布団に入る癖をつけるようにします。
規則正しい生活で成長ホルモンの分泌を促しましょう。
朝が苦手な子もカーテンを開けて太陽の光を浴びせましょう。そのあとにお子さんが好きな音楽をかけたり、好きなテレビをつけたり、必要であれば目覚まし時計も使います。
お子さんが気持ちよく起床できる方法を考えてあげてください。
保護者の方の帰りを夜遅くまで待っていることで睡眠時間が削られてしまっているお子さんもいます。
少し寂しいですが、お子さんのためにもご自身のためにも睡眠を優先させてあげましょう。
日中はしっかり外遊びを
小さなお子さんの体力は意外とあるものです。
まだ歩けない赤ちゃんは特に体力を使っていないように見えますが、手足をバタバタさせたり、ハイハイするだけでも運動になります。
抱っこやベビーカーでのお散歩や授乳も赤ちゃんにとっては体力を消耗しているのです。
また、自分で歩けるようになれば公園や保護者の方の目が届く範囲で走ったりお友達と遊んだりして体力をしっかり消耗させましょう。
適度な疲れが良質の睡眠に繋がります。
短時間で深く眠れるお昼寝を
夕方の中途半端な時間に黄昏泣きをして眠ってしまうというお子さんも少なくないでしょう。
快適にお昼寝ができなかった場合にもそういった状況になりやすいです。
部屋の温度や湿度、騒音などがなく、気持ちよく深い眠りにつけるように調節してあげましょう。
せっかく気持ちよく眠っているからとダラダラ熟睡させるのもいけません。お昼寝は短時間で深い眠りを目指してください。
夕食やおやつの時間を前倒しに
食べたものをきちんと消化できると寝付きがよくなります。
そのためにもご飯を食べるのをいつもより少しずつ早めるようにしましょう。
お腹が減った状態で寝起きすること、その気持ちよさをお子さんの身体に覚えさせてあげてください。
就寝前は家族の会話を
保護者の方で眠るギリギリまでスマホやパソコンを触っているという方もいらっしゃるでしょう。
テレビやスマホなどの画面の光は脳を興奮させてしまい、寝付きにくくします。
みたい番組がある場合は録画して日中の時間があるときに観るようにしましょう。
保護者の方も子どもたちが寝る前は寝室で家族の会話を楽しむようにしてみてください。
部屋をしっかり暗くして就寝すると保護者の方も良質な睡眠がとれることに気づくでしょう。