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育脳お役立ち情報

我慢ができない子を育ててしまう親の行動

気持ちの余裕をもっておおらかに子育てしていきたいと思う保護者がほとんでしょう。

こどもの要望に合わせて甘えさせていると、「わがまま」「しつけがされていない」と言われてしまう「我慢ができない子」に育ててしまいます。

甘やかしすぎたり、きびしくしつけすぎたりするのも子どもの育脳にはよくありません。

そういったわが子を「我慢できない子」にしてしまう親の行動とはどういったものなのでしょうか。

 

「我慢できない子」にする親の行動

無意識にNG行動をとっている保護者の方は少なくありません。

そういえばと思い当たる行動があった場合は改善するkとを考えてみてください。

 

●同じことでも時と場合によって許さない

気持ちに余裕がある時は同じことをしても許しているのに、時間に余裕がなかったりイライラしているときは許さないということはありませんか?

同じことなのにコロコロと対応が変わるとお子さんにはそれが良いことか悪いことかを判断することができません。

都合によって許すときと許さないときがあるとお子さんにショックを与えることもあるでしょう。

都合を押し付けないように気をつけてください。

 

●第三者のせいにして注意する

よく聞く「店員さんに怒られるよ」「先生に怒られるよ」と他の人のせいにして注意したり我慢させたりすること。

無意識に口から出ていませんか?

何気なく口にしている言葉ですが、これは親が叱る責任を他人に押し付けていると捉えられ、お子さんに「本当にしてはいけないこと」が伝わらないのです。

自分を叱る人の前だけでいい子にして、それ以外では我慢ができずにやりたい放題になる可能性もあります。

 

●我慢することを強いる

「我慢できてえらい」といったことなど、子どもが我慢しなければいけないシーンでばかり褒めていると、褒められたことに対してその期待に答えようと無理をして我慢してしまうことがあります。

無理に我慢させることでプレッシャーになり、いずれ反発が大きくなる可能性があるのです。

我慢することが褒められる条件だとお子さんが認識しないように、普段からお子さんの良いところを褒めてあげるようにしましょう。

 

いかがでしょうか。

そんなつもりはなかった、無意識に言っていた、行動していたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

小さなお子さんにとって善悪の区別、我慢するべきシーンは保護者の方の様子を見て理解していきます。

人格形成の根幹となる場面でお子さんを振り回さないように心がけていきましょう。

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