育脳お役立ち情報
早期教育のメリット・デメリット
未就学児を対象に行う教育方法のひとつ早期教育。
英語やダンス、ピアノや読み書き計算などを早ければ0歳から始めます。
お子さんが小さいうちに教育を開始することによるメリットが注目を集めていますが、デメリットもあるためきちんと理解した上で始めるかどうか考えることが大切です。
こちらでは早期教育のメリット、デメリットについてご紹介しましょう。
早期教育のメリット
早期教育により将来に向けての選択肢や可能性を広げることができます。
可能性を広げ、才能を伸ばすことできる
子どもの知的好奇心をひきだすために必要なものは、新しい経験や物事に触れるきっかけとなるものです。
早期教育によって保護者がそうした事象を提供することが重要になります。
さまざまなことがらにふれることで得意分野や才能を引き出すことにもつながるでしょう。
そうした知的好奇心や得意分野につうじる専門的な早期教育をうけることでさらに可能性を広げ、才能を伸ばすことができます。
自己肯定感が高まる
子どもに自信を付けてあげるためには、「よくできたね」「がんばったね」などの肯定的な声掛けを行うことが有効です。
早期教育を行うことで「できた」が増えると、「自分はできる」と自信をもつことができるようになります。
そうして身に付いた自信で自己肯定感が高まることで、さまざまな新しいことに挑戦していくようになるでしょう。
経験や能力の幅がひろがり、成長につながります。
早期教育のデメリット
早期教育によるデメリットは、お子さんではなく周囲の大人が要因となります。
自主性、社会性の発達が遅れるケースがある
早期教育を行っている塾や保育施設によっては、先生から一方的に知識や技術を伝えるだけの場合もあります。
受け身の授業ばかりで主体性が身につかない可能性があるのです。
また、早期教育を行うことでお友達と接する時間が少なくなると、日常的なコミュニケーションの中で身につくはずの社会性、創造性が養われなくなる可能性もあります。
お子さんが主体的に学べるような幼児教室や早期教育サービスを選ぶこと、週に何日かはお友達と遊ぶ時間を設け、社会性を身につける機会を持てるようにしましょう。
親のプレッシャーで精神的負担を与えるケースがある
お子さんが楽しく、望んで早期教育に取り組んでいる場合は問題有りませんが、そうでなければお子さんにとって精神的な負担になる危険性があるでしょう。
早期教育に対して過度に期待している保護者のお子さんは、「親を喜ばせないと」「親に怒られないように」といった義務感からプレッシャーを抱えてしまいます。
お子さんの中でそういった精神的負担がどんどん大きくなると窮屈になり、のびのびと学べなくなってしまうでしょう。
お子さんの様子を見ながら早期教育の環境を作ることが大切です。