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育脳お役立ち情報

幼児教育のメリットデメリット

幼児期は大脳神経系の約80%が完成するといわれるほど著しい成長をとげます。

人間の脳は一生涯成長を続けると言われていますが、幼児教育はこの幼児期の働きを利用して行うのです。

記憶力の向上はもちろんのこと、集中力や知的好奇心を育むことが可能です。

こうした幼児保育のメリットや注意するべきデメリットについてご紹介しましょう。

 

幼児保育のメリット

●将来の可能性が広がる

幼児期の子どもの脳は日常生活でおきた出来事やお友達、保育者との関わりでさまざまなことを吸収します。

集中力、好奇心が育まれ、いずれ子どもの将来の可能性を広がることにつながるでしょう。

自分の成長に自信をもつこと、ありのままの自分を受け止めてもらえることで自己肯定感が向上するため、人としての成長を期待することができます。

 

●社会性が身につく

社会性は将来に渡り人と関わる上で必要なことです。

社会性とは他人と自分の違いを受け入れて、それを踏まえ、考慮したうえで行動できることになります。

集団保育ではもちろんのことですが、幼児教育に力を入れている保育施設では、同年代の子どもたちや保育者と関わることで社会性を身につけることができるのです。

 

幼児保育のデメリット

●浮いてしまう可能性がある

幼児教育で育った子どもたちが小学校進学の際に浮いてしまうという可能性があります。

特に公立小学校に行く場合、自主性を高め、多様性を認める保育施設で育ってきた子どもたちにはカルチャーショックから浮いてしまう懸念があります。

自主性が高いことは良いのですが、協調性を重んじて手をつないでゴールしたい日本の学校教育においては異端として見られる、学校側の受け入れがスムーズにいかないということがあるということを意識する必要があるでしょう。

自己肯定感が高いお子さんに成長していた場合は、小学校で多少浮いてしまってもそれをもって有り余る人としての成長を遂げることができます。

しかし、環境によっては溶け込めない場合もあるため、そういった場合にどのように対処するか、柔軟な発想が保護者にも求められるでしょう。

 

●効果がすぐに実感できない

幼児教育は将来性を見越して個性を育てていくため、すぐに効果を実感できるかというと難しいでしょう。

ついつい幼児教育を行っている保育施設に通わせているからと過剰に期待してしまうとお子さんにプレッシャーが掛かってしまいます。

効果を感じないからと無理やりやらせることもお子さんのストレスになってしまうため、デメリットとなるでしょう。

幼児教育を取り入れる保護者の方には、長いスパンでお子さんの成長を見守ることが重要になるでしょう。

 

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