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育脳お役立ち情報

おうちでお勉強するより実は大切?!脳は外あそびで育つ

わが子が小さいうちから、お勉強や早期教育に力を入れる親御さんは少なくありません。しかし、実は乳幼児期において、外での遊びが脳の発達にとって非常に重要だということをご存じでしょうか?
外あそびは、体だけでなく、脳にも大きな影響を与え、子どもの成長を総合的にサポートします。
具体的に外あそびが脳の発達にどのように役立つのか、その効果について詳しくご紹介しましょう。

外あそびが脳に与える4つの影響

①身体を動かすことで脳が活性化

外あそびでは、子どもたちは体を思いっきり動かします。走る、跳ぶ、登るなどの全身運動は、脳の神経ネットワークを活性化させ、認知機能の向上に繋がります。
特に、バランスを取るための体幹の動きや、手足を使う運動は、脳の発達において重要です。これにより、集中力や記憶力、問題解決能力が向上すると言われています。

②自然との触れ合いが感覚を刺激

外あそびの最大の魅力は、自然と直接触れ合うことです。木々のざわめき、風の音、土や砂の感触など、自然界のさまざまな要素が、子どもの五感を刺激。
これらの感覚経験が、脳の感覚領域を発達させ、感受性や創造力を育みます。家の中での遊びやお勉強では体験できない、自然ならではの刺激を与えることができるのです。

③社会性やコミュニケーション能力の向上

外あそびは、他の子どもたちと一緒に遊ぶことが多いため、社会性やコミュニケーション能力を育む絶好の機会。遊びの中で、順番を守ったり、役割を分担したりすることで、協力や共感の大切さを学びます。
これらの経験は、脳の社会的なスキルを司る領域を刺激するので、人間関係の基礎を築く力が育つでしょう。

④自由な遊びが創造力を高める

外あそびでは、自然の中で自由に遊ぶことができるため、子どもたちは自分で遊び方を見つけたり、工夫したりする機会が増えます。木の枝や葉っぱ、石などの自然素材を使った遊びは、何もないところからアイデアを生み出す力を養い、創造力や問題解決能力もアップ。
このような自由な発想力は、後の学習にも大いに役立つスキルです。

おうちでの勉強と外あそびのバランス

もちろん、おうちでのお勉強も大切ですが、幼児期には特に外あそびとのバランスが重要です。
外あそびは、脳の発達にとって必要な多様な刺激を与え、心身の成長をサポートします。おうちで学んだことを、外での遊びの中で応用したり、実際に体験したりすることで、学びがより深く定着するでしょう。

外あそびを楽しむための工夫

外あそびをより楽しく、効果的にするための工夫をいくつかご紹介します。

自然観察:公園や近くの自然の中で、季節ごとに変わる植物や生き物を観察してみましょう。子どもたちが興味を持ちやすく、学びも深まります。

探検ごっこ:おもちゃの地図を持って「宝探しごっこ」をするなど、探検をテーマにした外あそびは、子どもたちの探求心を刺激します。

外での読み聞かせ:外で自然を感じながら絵本を読むことで、物語の世界がよりリアルに感じられるようになります。

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