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育脳お役立ち情報

雨の日に五感を刺激するお散歩を

お気に入りのレインコートとレインブーツ、傘を指して雨の日にでかけたいというお子さんは少なくないでしょう。

保護者の方は大変ですが、実は雨の日のお散歩はお子さんの五感を刺激し知的好奇心の成長を促す気づきがたくさんあります。

身体が冷えてしまうので長時間のお散歩は難しいですが、近場で雨の中を歩くことを楽しめる程度でよいのででかけてみませんか。

こちらでは雨のお散歩で成長を促せるポイントをご紹介します。

 

五感を刺激する

濡れたり蒸れたりして不快、という大人が多い中、お子さんは窓につたって流れる雨の粒にも興味津々です。

お散歩を通してさまざまな刺激を得ることができます。

●視覚

お気に入りのレインコートや傘、雨の日にしか出会えいもので世界が溢れています。

ぬれてキラキラした植物、雨の重さで傾いた葉っぱ、晴れ間に見える虹、誰もいない公園、カエルやカタツムリ、薄暗い時間帯に鳴く鳥など。

お子さんが興味を示したら今の時期の草花を摘んで帰るのも良いでしょう。

気になるものをぜひ写真に撮ってあげてください。

 

●聴覚

ポツンポツン、ぴちゃんぴちゃんと雨がいろいろなところにあたって落ちる音、水たまりに入ったときのばしゃんという音や車のタイヤが水をかき分けて行く音。

雨の日にしか聞こえない音にお子さんは興味津々です。

静かな場所で雨の音だけ聞いてみるのも良いでしょう。想像力をかきたてる力があります。

軒下に空き缶を並べてみると空き缶に雨水がたまる様子や貯まるまでの水音など聴き比べて楽しめるでしょう。

 

●触覚

レインコートや傘に雨が当たる感覚、手や顔に当たる雨粒、水たまりに入ったときの感触や水圧で推されるレインブーツ、小さなお子さんからするととても不思議な感覚です。

雨に触って冷たいと感じたり、カタツムリやカエル、あじさいなどに触ってみるのも楽しいですね。

濡れて帰ってやわらかいタオルにくるまれる感触も暖かな気持ちになれます。

 

●嗅覚

雨が振り始める前の風の匂い、雨の振り始めに薫るアスファルトの匂い、レインコートやレインブーツの匂いや雨の日にでてくる生き物の匂い。

子どもの目線、子どもの感覚でしか味わえない匂いもあるでしょう。

子どもならではの表現で伝えてくるのでぜひ共感してあげてください。

 

図鑑で知的好奇心を刺激する

家に帰ったらお散歩で見つけた植物や生き物を図鑑で調べてみましょう。

スマホで調べると簡単ですが、ここで図鑑を使うことで絵本を読む楽しさにもつながっていきます。

スマホで撮影した写真の植物と図鑑で説明されている植物を探して比べてみたり、晴れた日や時間経過による違いを観察しにいったりして、お子さんの興味のままに知ること、調べることをサポートしてあげましょう。

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