育脳お役立ち情報
体を動かして脳も鍛えよう!
前回は手先を使った指先遊びの育脳における重要性をご紹介いたしました。
子どもによってはじっと座って細かい作業に取り組むことが苦手な子どももいることでしょう。
今回は細かい作業は不要な、体を動かして学べる以降脳についてご紹介いたします。
育脳に重要なこと、それは…集中力
育脳において最も重要といっても過言ではないことがあります。
それは、何をするにも「集中力」を高めて取り組むということです。
指先遊びのような細かな作業は集中力を高めやすく、一人でも没頭できることから育脳に向いているといわれていますが、ほかにも集中力を高めることができる遊びはたくさんあります。
例えば、ダンスやお歌などは保育士のお手本に合わせてみんなで一緒に体を動かすことで協調性と集中力をはぐくむことができます。
ダンスはセッションごとに区切ってレッスンすることが多いので、苦手な子どもや集中力のない子どもでも少しづつ覚えていくことができるので投げ出しにくいのです。
もちろん保育士は子どもたちが覚えやすく、体を動かして楽しい振り付けを考える必要があります。
子供が一人で集中力を高めることができる運動とは
集中力を高め、自分のペースで日々取り組むために重要なことは競争相手を作らないということです。
ヨガやテコンドーのような相手を必要としない運動や、最近のコロナ禍において注目をされていた自宅でできるテレビゲームを利用したフィットネスなどがそれにあたります。
競争相手はあえて言うならば自分自身とし、目標を日々定めて、小さなことでも一つ一つクリアしていくことで達成感を得ることができます。
また、楽しさを見出すことができ、さらに高みを目指そうという向上心と継続する力をはぐくむことができるのではないでしょうか。
何かに熱中しているとき、子どもの脳はめまぐるしく働いています。
保育士や保護者の立場から、子どもたちが何に興味を示し、のめりこんでいるのかを知ることや、それぞれの子どもが興味のある得意分野で楽しく能力を伸ばせるように手助けしていけるように日々観察しておくことも大切です。