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幼児教育関連ニュース

それ虐待かも・・・すぐに匿名相談を!

子育てがつらいと感じたり、親から嫌なことをされて「これって虐待かもしれない」と思ったとき――。子どもの命を守るために、匿名で相談できるLINEや電話番号「189」が用意されています。2024年11月の児童虐待防止推進キャンペーンに合わせ、三原じゅん子こども政策担当大臣は、1日の記者会見で「迷わずに、ためらわずに、1人で悩みを抱え込まず、すぐに相談してください」と呼びかけました。
(※2024年11月18日 朝日新聞の記事を参考に要約しています。)

親子のための相談窓口、LINEで気軽にサポート

LINEでは、「親子のための相談LINE」というサービスを提供しております。
このサービスは、18歳未満の子どもやその保護者などが利用でき、アカウントを友だち追加することでチャット形式で相談が可能です。
相談時の名前はニックネームでも問題ありません。
2023年度には、相談件数が38,851件にのぼり、「つい感情的になり厳しい言葉で叱ってしまう」「両親が自分の話を全く聞いてくれない」といった幅広い内容の相談が寄せられています。

気づいたときに行動を。虐待が疑われる場合の相談窓口

「子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声が聞こえる」「衣類が常に汚れている」「夜遅くまで1人で外で遊んでいる」といった状況を目にし、「虐待かもしれない」と感じたときには、電話番号「189(イチハヤク)」をご利用ください。
この窓口は24時間365日つながり、通話は無料で対応しています。また、匿名での相談も可能ですので、安心してご利用いただけます。

増加する児童虐待の実態、子どもたちの命を守るためには

2022年度に全国の児童相談所が対応した子どもの虐待に関する相談件数は、214,843件にのぼり、年々増加している状況です。同じ年度に虐待によって命を落とした子どもは72人に達しました。単純計算では、約5日間に1人の子どもが命を奪われている計算になります。

詳細はこども家庭庁のHPをご覧ください。

https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/#consultation

 

日本国内で子どもの虐待件数が増加していますが、要因として、以下の点が考えられます。

(1)社会的なストレスの増加
(2)親の育児スキルの不足
(3)子育てのつらさ・精神的・心理的要因
(4)家庭内環境の変化
(5)社会的な変化
これらの要因は相互に関連していることが多く、一つの原因だけでなく複数の要因が重なり合って虐待の発生につながっていると考えられます。
対策としては、経済支援や育児教育の充実、相談体制の強化、地域コミュニティの再構築などが重要と考えられています。

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